うつ病の原因には様々なものがありますが、神経伝達物質の減少が多くの患者に共通して見られる特徴のようです。
特に、セロトニンとノルアドレナリンと呼ばれる神経伝達物質が極端に減っており、脳の機能が低下していると考えられています。
このように、うつ病は日常の気分の落ち込みと異なり、生理的な現象が明確に関っているため、「気分を変えよう」などと思っても回復することが難しいのです。
しかし、薬の力で症状を抑え、回復につなげることができます。
うつ病の治療で使われる薬は、一般に抗うつ剤と呼ばれます。
その働きは、冒頭でお話したセロトニンとノルアドレナリンの減少を抑えることです。こ
の働きによって、うつ病による憂鬱な気分や、不安や緊張を取り除き、また意欲を高めることができます。こうした薬物療法は、有効な方法ですが、効果が出るのにしばらく時間を必要とするので、焦らずに処方されたとおりに薬を服用し続けることが重要です。
薬物療法で回復に至ったとしても、うつ病は再発する可能性があります。
ですから、何故自分がうつ病になってしまったのか、自分の性質や周りの環境について理解を深め、再びうつ病にならないようにするためにはどうすればいいのか、具体的に考え方や行動を変えていくことが重要です。
そのために、医療機関では薬物療法に加えてカウンセリングなどのコミュニケーションを通してサポートする精神療法が行われています。
2012年01月10日
この記事へのコメント
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Posted by CREA at 2012年02月10日 21:49
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